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BDF(バイオディーゼル)


BDFとは

BDFとはBio Diesel Fuelの略で、バイオディーゼル燃料のこと。菜種油・大豆油・コーン油などの生物由来の油、そして廃食油(てんぷら油など)から作られる軽油代替燃料の総称です。燃焼によってCO2を排出しても大気中のCO2総量が増えない、環境にやさしい燃料として、注目が集まっています。



市のバイオマスは菜の花から

牛久市の美しい菜の花畑をご覧になったことはありますか?
耕作放棄地を利用して、菜種を栽培しています。そこから菜種油をとり、学校給食等に提供します。給食で使用した後の廃油や、ご家庭や事業所で出た廃油を集め、BDF(バイオディーゼル燃料)に変換します。軽油の代替燃料となるBDFで、市の公用車等のBDF車を動かします。 これが牛久市のBDF製造事業の流れです。平成21年から市が力を入れて取り組んでいます。



BDFは震災時にも活躍

まだまだ記憶に新しい東日本大震災。その時のガソリン不足は深刻な問題でしたが、BDFが威力を発揮!BDF車が被災地支援にも 大いに活躍しました。
またBDFは発電燃料としても注目され、現在、常用・非常用の 発電機への導入についてメーカーでの研究が進んでいます。



回収ボックスを設置しています

市内の公共施設やスーパーに廃食用油の回収ボックスを設置しています。回収した廃食用油はBDFに利用されています。

<廃食用油回収ボックス設置場所>
牛久市役所、中央生涯学習センター、三日月橋生涯学習センター、奥野生涯学習センター
牛久運動公園体育館、総合福祉センター、牛久クリーンセンター
カスミフードスクエア牛久店、カスミFOODOFFストッカー牛久ししこ店、牛久青果市場



牛久市のBDF製造施設

 牛久市では、平成21年4月からBDF製造事業を行っています。事業開始から平成26年9月までは牛久クリーンセンター内の製造施設(200L/日)でBDF製造を行っていました。平成26年に建屋の新築、設備の新設及び旧設備の移設統合を行い、BDFの増産体制が整いました。また、蒸留装置を設置し、高品質のBDFが製造可能となりました。
 今後もBDFの使用拡大をめざし、事業を展開していきます。
製造場所 牛久市久野町1496-1
事業開始 平成21年4月~
製造能力 720L/日
施設稼働状況 平成21年4月~平成26年9月(旧施設)
平成26年11月稼働開始(新施設)
運転体制 うしくグリーンファーム株式会社
建屋 延床面積 209.7㎡(製造棟1棟・貯蔵庫2棟)
 


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〒 300-1292茨城県牛久市中央3丁目15番地1

TEL 029(873)2111 FAX 029(871)0111